病院長挨拶
慈誠会記念病院
院長 安藤 稔
安心、安全を担保できる
長期療養病院と介護医療院をめざしています
当施設は、在宅医療が困難になったご高齢者が長期間療養できる病院と介護医療院の2つの機能を有する複合型療養介護施設です。また、地域の皆様がいつでも気軽に受診できる一般外来診療も提供しています。患者(入所者)様の療養介護生活については、安心・安全を担保することを最優先とし、「医療安全管理」「院内感染防止」「高齢者虐待防止」の3つに力を注いでいます。
当施設の特色は、まず良質な透析治療を提供できることです。通院あるいは在宅での透析が困難になられたご高齢の透析患者さんが、透析を受けながら快適な療養介護生活を送っていただけます。腎臓病、透析医療に精通した医師が主治医となり、専従の臨床工学技士や専従の看護師らスタッフを充実させて、一人ひとりの患者(入所者)様に適切な透析治療を行っています。次に、歯科・口腔ケアを重視している点が挙げられます。ご高齢者に頻発する誤嚥性肺炎を予防するため、連携先の歯科医師、歯科衛生士による定期的な口腔スクリーニングを行っています。さらに、リハビリテーション部門においては、充実した設備と、経験豊富な理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を擁しています。
今後もより一層洗練された、信頼される長期療養病院と介護医療院の運営をめざして努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
施設長プロフィール
専門
内科全般、腎臓内科、透析内科
資格
医学博士(東京女子医科大学)
日本透析医学会認定 透析専門医・指導医
日本腎臓学会認定 腎臓専門医・指導医
日本内科学会認定 総合内科専門医
難病指定医
身体障碍者第15条の指定医
千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学腎臓内科に入局。医学博士号を取得後、カロリンスカ研究所(スウェーデン)に研究留学。東京都立老人医療センター(現・東京都健康長寿医療センター)腎臓内科医長、東京都立駒込病院(現・がん・感染症センター都立駒込病院)腎臓内科部長、東京都立府中療育センター副院長、東京女子医科大学客員教授を経て、2018年4月より現職。