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コンプライアンス
患者(入所者)様に安全で安心できる療養生活をご提供するためには、「医療安全管理」「施設内感染防止」「高齢者虐待防止」の3つを徹底することが最重要と考えています。そのため、施設長が中心となり、多職種のスタッフが協働して指針を策定しています。組織マネジメントを強化し、職員コンプライアンスの向上を図って、「医療安全管理委員会」「院内感染防止対策委員会」「虐待防止委員会」を定期的に開催しています。
虐待・身体拘束防止対策
高齢者医療・介護の現場では、介護者が無意識に行っていることが虐待につながっていることがあります。例えば、親しみから患者(入所者)様を愛称で呼ぶこと等が、実は虐待、差別の「芽」である場合があります。当院では、些細でも気になることを見つけたら、職員同士で注意し合うようにしています。また、身体拘束に関しては、虐待防止委員会の下部組織として、「身体拘束防止委員会」を設置し、施設内の身体拘束件数減に向けて熱心に取り組んでいます。さらに、全職員の虐待に対する意識と知識の向上をめざして、虐待・身体拘束防止研修会を定期的に実施しています。全職員が生命の尊厳と人権の尊重を第一義とし、法令等を遵守し、社会規範を尊重するとともに、施設の業務活動が高い倫理性をもって行われるように努めています。
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